他の若手選手と比べても高い成熟度
彼とは代表の同期で、現在13得点でリヨンの攻撃を牽引するアレクサンドル・ラカゼット、昨年のU-20世界選手権優勝メンバーで、若手の攻撃的MFではピカ一の才能と評価の高いフロリアン・トーバンも同じく招集の可能性が噂されている。
だが、好不調の波が大きいラカゼット、今季の序盤にリールからマルセイユへの移籍でもめて以来、今ひとつ波に乗れていないトーバンの2人と比べると、生え抜きクラブで毎シーズン着実に成長を遂げてきたグリーズマンの地力はより成熟度が高い。
デシャン監督は、この予選でも、ポグバとラファエル・バラーヌの2人の新人を採用してうまく順応させている。本戦行きメンバー選出の重要関門となるこのオランダ戦で、グリーズマンを招集する可能性は、かなり高いとみていいだろう。
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