約70%のボール支配も逆転負け
22日に行われたプレミアリーグ第27節で、サウサンプトンは敵地でウェスト・ハムに1-3で敗れた。吉田麻也は公式戦7戦連続フル出場を果たし、先制ゴールを決めたが、2失点目にも絡み、チームのリーグ無敗記録は6でストップした。
吉田は前半8分、右コーナー付近からのMFデイビスのFKをゴール前中央で、頭で合わせ、左隅に決めて先制。だが同20分、サウサンプトンのDFラインの裏に抜け出た相手MFジャービスがGKとの1対1を決めて同点にされると、その3分後には自陣ゴール前での混戦で吉田がクリアミスしたボールを相手FWコールに詰められた。
その後、サウサンプトンは再三にわたり好機を作ったが決めきれず。逆に後半26分、自陣中盤でボールを奪われて相手の速攻を受けると、右クロスからのこぼれ球をゴール前で相手MFノーランにジャンピングボレーで決められ、万事休した。
サウサンプトン/吉田の現地評は以下の通り。
スカイスポーツ(テレビ局)=6点(平均点):ゴールは上手かったが、身体的に苦闘した。
「開始15分で70%のボール支配率を記録したサウサンプトンは吉田のプレミアリーグ初ゴールで序盤にリードしたが、試合の流れに反して3分間で2失点を献上した。後半はサウサンプトンが一方的に攻めたが、ウェスト・ハムが速攻から加点して勝ち点3を奪った」
スタッツ:ウェスト・ハム-サウサンプトン
総シュート数:10-25
枠内シュート数:5-5
ボール支配率:31.1%-68.9%
総パス数:220-544