3紙とのほぼ同じ読む。本田を右と予想
イタリアのスポーツ紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は23日のサンプドリア戦当日の紙面でACミランMF本田圭佑が右攻撃的MFで先発すると予想している。
19日の欧州チャンピオンズリーグ、アトレティコ・マドリー戦は前所属のCSKAモスクワですでに出場していたために、欠場となった本田は満を持して4-2-3-1システムの右で出陣。
中央にリカルド・サポナーラ、左にモロッコ代表MFアデル・ターラブが並ぶというのが戦前の読みで、「コリエレ・デロ・スポルト紙」と「トゥット・スポルト紙」も同じフォーメーションの予想となっていた。
右足首のねんざを押しながらアトレティコ戦に出場した本来トップ下のカカはベンチスタート濃厚だが、地元紙はカカ不在にも関わらず、「背番号10」は適性の高いトップ下よりも右サイドでの先発を予想している。本田はここ数試合、右サイドでほとんど見せ場を作ることができてないために、サポーターからブーイングを浴びることもあった。
しかしながら、試合前日の公式会見ではクラレンス・セードルフ監督は本田先発に関する質問に、ためらいもなく「イエス」と即答している。「我慢が必要」と不発の本田にも忍耐力を示す指揮官の信頼にも、そろそろ公式戦初ゴールという結果で応えたいところだ。
一方、ミランは守護神のクリスティアン・アッビアーティがインフルエンザで欠場。アトレティコ戦で肩を負傷したFWマリオ・バロテッリと、右足首ねんざのサイドバックのマッティア・デ・シリオもそれぞれメンバーからは外れることになる。