補強面と総合力それぞれの診断結果
補強診断 D
J1実績すくない戦力、不安は残る
6人と補強数は少ないが、右SB小暮大器、ボランチ小島秀人といった将来性豊かな若手。レフティーならではの独特のリズム作りで早くも左ボランチ定位置争いに絡む窪田良(阪南大卒)など、即戦力に近い選手がそろった。とはいえ、J1で実力を発揮できるかは別問題。廣瀬以外はJ1出場数20試合以下というのはやはり不安が残る。
総合力診断 D-
残留には選手たちが力を出し切ることが必須
単純戦力だけで評価すればJ1残留には赤信号が灯る。ただ、09年途中から11年まで所属したFW柿谷曜一朗(現C大阪)に代表されるように、徳島にはポテンシャルを持ちながらその力を発揮できずこの地へやってきた選手が多い。
青山隼、福元洋平、大﨑淳矢、花井聖…。そこに「SB・CBの職人」橋内優也や、「小さな大ベテラン」宮崎光平といった雑草系選手が刺激を与え、彼らが全てを出し切って闘えれば、大躍進の可能性も十分ある。
【了】