気をつけたい“持ちすぎ”
これをバイエルンが実行してきた際には、アーセナルはラインを崩してでも対処する必要がある。そして、その場合は空いたスペースをしっかり埋める事も必要だ。
中盤でも、ウィルシャーやエジル、カソルラがボールを持ちすぎるとショートカウンターの餌食となるため危険だ。素早いパス回しでポゼッション率を高めたい。
しかし、バイエルンにも不安要素はある。シャキリとリベリーが負傷によって欠場する事が決定している。リベリーの不在はアーセナルにとっても朗報だろう。
アーセン・ヴェンゲル監督にとって、今季は9年間タイトルの無い状況から脱するチャンスの年。アウェイで行われるセカンドレグはより苦しい戦いとなるため、ホームで有利な状況を作りたい。
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