大変革の2014シーズン
FC東京にとっては大変革のシーズンとなるだろう。2003年まで在籍していたアマラオのあとを受け、クラブの顔となっていたルーカスが昨シーズンかぎりで現役を引退。そして天皇杯準々決勝を前に、ルーカスに続いて重傷を負った平松大志――彼は昨年、三年半ぶりに故障から復帰したばかりだった――も引退した。
チャン・ヒョンスが中国の広州富力へと移籍、ネマニャ・ヴチチェヴィッチも契約期間満了に伴い退団しており、外国籍選手が総入れ替えとなる。
少数精鋭を志したスリム化にあたってはアカデミー出身者と言えども整理の対象外ではなく、昨年中から既に移籍していた阿部巧を含め2010シーズントップ昇格組の三人が他クラブへと完全移籍。期限付き移籍していた大竹洋平も完全移籍に切り換えとなるなど、大鉈が振るわれた。
2014シーズン 戦力の入れ替え
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