「ぼんやりとだが後半の初めはましだった」
単独最低点を付けたのは2つ。「トゥット・スポルト」と一般紙「コリエレ・デラ・セーラ」は本田に『4.5点』を付けた。
「トゥット」は「ターラブは実力を発揮。本田は破滅的」と見出しで本田のライバルを評価。それと対比するように「破滅」と酷いパファーマンスだったと酷評した。
寸評ではプレーの遅さ、そしてロッカーへ直行したことについて書かれていた。
「あまり馴染みのないサイドに広く開いて消えていた。中に入ってくるときは、遅く、苦しんでいた。ブーイングとともにピッチを後にし、失望してロッカールームに直接行ってしまった」
こちらも最高点はアッビアーティの『7点』。
「コリエレ・デラ・セーラ」の寸評も似たようなものだが、わずかだが良い時間があったことについて書かれている。
「実力を取り戻すまでに時間がかかった。ぼんやりとだが後半の初めはましだった。パッツィーニと交代の時、サンシーロ(のファン)はブーイングを浴びせた。彼はすぐにロッカールームに入って行った。本田をケアするためセードルフ監督はロッカーへ続くトンネルにすぐに入っていった」
バロテッリとアッビアーティに最高点の『7点』をつけ、バロテッリを最優秀選手とした。
最後の一般紙「ラ・レプブリカ」は本田に『5点』を与えた。
「サイドから中央をえぐるような攻撃をするために左利きを右で起用したが、ブーイングを浴びて交代した」と寸評。シュート力のある本田だが、中央に切れ込み、利き足でゴールをうかがうような野心溢れるプレーが見られなかった。
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