「多くのスペースを本田がカバーしなければならなかった」
15日付イタリア地元紙各はボローニャ戦で先発しながらも、見せ場無く後半21分で交代したMF本田圭佑にチーム最低点の低評価を与えた。
「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙はMFカカ、コンスタン、DFデ・シリオに並ぶ最低の『5点』だった。
「イタリアのブーイングを初めて受けるが、それはともかく乏しかったチームへの貢献よりも軟弱なプレーに対してのものだった。右サイドは本当に彼のポジションではない」と酷評された。
本田が放ったシュートはゼロ。ドリブル突破も1度だけというデータも並べており、軟弱の誹りを受けても仕方が無い内容だった。最高点は後半41分に決勝点を決めたFWバロテッリの『7点』だった。
「コリエレ・デロ・スポルト」紙で本田はカカと並ぶチーム最低の『4.5点』だった。
寸評もかなり厳しい。
「パッツィーニとの交代で、ピッチを後にする時に、激しいブーイングがあった。またもや忘れたくなるような試練だった。この日本人はこのミランでは常に困惑しており、居心地が悪そうだ」
ミランとロシアリーグとのレベルの差に困惑しているのか、苦闘の続く右サイドに居心地を感じているかのように見られても、仕方が無いのが現状だ。
最高点はGKアッビアーティとバロテッリの『7点』。
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