マンUにとって厳しい数字並ぶ
上位アーセナルにアウェイでの引き分けは必ずしもネガティブなものではない。だが、7位と低迷するマンチェスター・ユナイテッドには勝ち点3が必要だった。残り試合は12とここから逆転していくのはかなり厳しい。
オッズは冷静だ。大手ブックメーカーのウィリアムヒルのプレミアリーグで上位4チームに入るクラブを予想するオッズでは、ユナイテッドは『10.00』。モイーズ監督の古巣エバートンと同じ数字だ。
これは1万円賭けて的中すれば10万円になる、なんとも夢のあるオッズと言える。
他クラブでは、チェルシーとマンチェスター・シティが『1.00』、アーセナルが『1.17』、リバプールが『1.28』と4クラブは現状では鉄板の数字だ。続くのはトッテナム・ホットスパーの『3.50』。4位のリバプールとは勝ち点差3である。
6位のエバートンはリバプールとの差は8。7位のユナイテッドは同11だ。理論上、逆転は可能だが、オッズはユナイテッドの4位入り(つまりCL圏内)を絶望視している。
ちなみに優勝オッズは、シティが『2.10』で最も高い。チェルシー『2.62』、リバプール『8.00』、アーセナル『10.00』、トッテナム『101.00』と続く。ユナイテッドはトッテナムの次で、『301.00』。エバートンの『401.00』よりは高いオッズだが、ファン以外にはベットする価値を見出だせない数字となっている。
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