「日本の大きなブランドがパートナーシップを始めたのは、偶然ではない」
日本のトップ企業との提携にはやはり冬の移籍市場で加入した本田の存在は大きいだろう。さっそく、イタリアの名門にジャパンマネーという恩恵をもたらした格好だ。
ミランの営業部長を務めるマウロ・タヴォラは、「ミランは国際なブランドだ。世界的にも日本はマーケットとして重要だ。本田加入後、日本の大きなブランドがパートナーシップを始めたのは、偶然ではない。ミランと富士通は意気投合している。
3年の契約を終結した。ブランドを組み合わせるだけではなく、様々なアイディアがある。スポンサーの利益を上げ、商業的に拡大することを助ける。ミランは富士通と半年前から契約交渉していたのだ」と説明。
本田がCSKAモスクワから移籍金ゼロでの契約が可能となる昨夏から水面下で交渉を進めていたことを明らかにした。
日本で絶大なブランド力を誇る本田を獲得したミランは今後も日本企業とのコラボが増えそうだ。
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