「マリオにも心も感情もある、ロボットではない」
「(涙は)感情的なものだった。彼の近くにいて、愛情をかけなければならない。なぜならバロテッリはスーパーな選手で、僕たちは彼が必要だから」とターラブはエキセントリックな行動の目立つバロテッリへの精神的なサポートの必要性すら主張するほどだ。
ナポリ戦後にはバロテッリの実弟エノクもツイッターで「マリオにも心も感情もある、ロボットではない。一度ぐらい、そっとしておいて欲しい」とつぶやいていた。
サッカー界最大の問題児についに芽生えた父親らしさに、フィーコさんも感激している。「マリオが父親として自覚していることが、私は嬉しい。何よりも娘のために嬉しい。もしも会えば、きっと喜びのあまり大興奮することでしょう。ピアをミラノに連れていってもいい」と話している。
ナポリで果たせなかった愛娘との約束を実現するチャンスは、15日のボローニャ戦でやってくる。不調の赤い悪魔を救うスーパーマリオの活躍に期待したい。
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