セードルフ監督へは懐疑的な目も
最近の低調なパフォーマンスで現地メディアからバッシングを受けている本田だが、ボローニャ戦では4-2-3-1システムでカカの定位置である本来のトップ下での出番となりそうだ。
記事では監督交代直後にも関わらず、シルビオ・ベルルスコーニ会長が自ら指名したかつてのオランダ代表の名手に対し、最近のチームの不振から疑念を秘めていることも紹介。
「セードルフ監督は彼のプロジェクトを進めるが、ベルルスコーニ会長は疑問に思っている。チャンピオンズリーグでは、醜態をさらけ出したくない。会長のお気に入りのセードルフへの信頼は残っている。しかし、アトレティコ戦では、挽回しなくてはならない」と報じている。
ナポリ戦の選手起用に会長は疑問を持っているという。トップのストレスはメディアを通じ、現場に不安として浸食していく。ナポリ戦の大敗でチームには不穏の空気が再び流れ始めている。
ここ数試合ピッチ上で沈黙を余儀なくされている「背番号10」もそろそろリーグ戦で目に見えるゴールという成果を出したいところだ。
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