「パフォーマンスについては、自分自身の中で精神的な余裕があった」
「1点目はうまくゴール前に入り込んで落ち着いて決められたゴールですし、2点目もうまく入り込んで決めることができた。どっちもイメージ通りでしたし、いい流れでできたと思います。
韓国相手に3-0で勝てたのもよかった。欧州からの移動に関しては日本も韓国も条件は同じだったですけど、こっちがボールを回すとスペースができた。やっぱり相手も疲れがあったのかもしれないと思いますね。
僕自身のパフォーマンスについては、自分自身の中で精神的な余裕があった。これは今までになかった感覚だし、落ち着いてボールを蹴れました。そういう感覚はなかなかない。ブンデスリーガが開幕して体のキレもよかったし、前半から体が動いていた。
この半年間、いろいろ考えたし、復帰してクラブのキャンプでいい準備ができた結果だと思います。今回2点を取ったことは評価できますけど、あくまで親善試合だし、大事なのは来月以降(アジア予選)、結果を残せるかどうかですね」と韓国戦で初めてゴールを挙げた喜びをのぞかせつつも、慎重な姿勢は崩さなかった。
代表からの8ヶ月間のブランクをすぐに埋めることができたのも、この日韓戦の大きな収穫だろう。最終的にはチームを離れたものの、アジアカップで1ヶ月間、本田や岡崎慎司、遠藤保仁らと日々練習や試合をこなしてコンビネーションを磨いてきたから。その蓄積は日韓戦のゴールとなって表れた。