マンチェスター・ユナイテッドのMFダレン・フレッチャーは、自身のキャリアを終わらせる可能性もあった慢性的な腸疾患からの復活を「幸運だった」と明かした。「ロイター通信」が5日付で伝えている。
フレッチャーは、2011年に潰瘍性大腸炎と診断され、その後の2シーズンでわずか20試合の出場に留まった後、2013年1月に手術を受けた。
BBCの取材に対して「毎日10回、20回、30回とトイレに行き、多くの血液を失った」と闘病中の苦労を語り、「手術が成功し、今ここにいることができている。本当に幸運だよ」と、復帰した喜びを語った。
現在の体調に関しては「とても健康だ。通常の生活を送っていて、サッカーも出来ている。再発の心配も無いし、再び病院で点滴を受けるつもりもない。私は独自のルーチンを持っていて、それがうまく働いている」と、万全であることを明かした。
さらに「手術が成功する保証はないけど、手術を受けたおかげで再びプレー出来ている。最高の気分だ」と語った。
フレッチャーは昨年12月に復帰し、ここ2ヵ月で8試合に出場している。
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