経歴が異色な選手たちが…
Jリーグを目指さず、地域に根差した市民クラブであることで知られているJFLのクラブだが、注目を浴びた発端は、本田圭佑の入団を発表したことだった。
ネット上で話題になったように、この本田圭佑はもちろんACミランで10番を背負っている日本代表ではない。1991年6月22日生まれの22歳で、新潟県新潟市出身。関東2部リーグ・平成国際大を経て、このたび横河武蔵野に入団した選手だ。ネット上では「リアルリトル本田が加入」などと騒がれ、クラブのHPが一時的につながらなくなるほどの混雑ぶりだった。
だが、本田圭佑だけじゃなかった。
同時に新入団が発表された選手を見てみると、中には経歴が異色な選手もいたのである。例えば、長尾林太郎(ナガオ リンタロウ)。暁星中高一貫から東京大学卒で加入。つまり、東大出身のJFLプレイヤーなのである。これも珍しい選手だろう。
多田 憲介(タダ ケンスケ)もしかりだ。その経歴は「ベシクタシュU-13~15(トルコ)→フォルトゥナデュッテルドルフU-19(ドイツ)→フェイエノールトU-19(オランダ)」というもの。ネットでは「これはこれで何者なんだ?」と話題になっている。
本田圭佑だけじゃない。今年はJFLの横河武蔵野が密かな注目を集めそうだ。
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