ゲッツェに高評価。ファン・デル・ファールトには最低点
ブンデスリーガ第19節日本人選手採点
Kicker誌(2013年2月3日付)
岡崎慎司「3.5」 細貝萌「4」 清武弘嗣「3」 酒井高徳「4」
Bild誌(2013年2月3日付)
岡崎慎司「3」 細貝萌「4」 清武弘嗣「4」 酒井高徳「3」
(長谷部誠、内田篤人、酒井宏樹、乾貴士については試合出場なし)
周知のとおり、ドイツのメディアではブンデスリーガのゲームで先発出場した選手に対していわゆる「採点」が行われる。基本的に1~6までの6段階評価で、1が最高点、6が最低点となる。数字が低ければ低いほど、評価が高いということになる。
週末の激闘を終えて、月曜日に発売されるスポーツマガジン「Kicker」、タブロイド紙「Bild」には、各ゲームの布陣と名前の脇に、点数が示される。例を取ってみれば、Gotze(1.5)(Kicker誌)、van der Vaart 「6」(Bild誌)といった具合だ。
この場合、バイエルンのゲッツェは「1.5点」と高評価であり、HSVのファン・デル・ファールトは「6点」と最低評価、ということになる。
気をつけたいのは、これはあくまで主観の世界、ということだ。Kickerの人間から観て、ゲッツェは「1.5点」なのである。Bildの人間が観ると、ゲッツェは「1点」になる。そこに多少のズレが生じる。
【次ページ】なぜ採点に差がつくのか?