『フェイスブック』で涙の理由を語る【写真:goal.com】
ラツィオMFエルナネスは、インテルへの移籍を希望する明確な意志を示した。両クラブの交渉が合意に達すれば、移籍市場最終日にインテル行きが実現することになりそうだ。
30日には練習場で写真撮影を求めるサポーターからの慰留を受け、涙を流す姿も見せていたエルナネス。31日には自身の『フェイスブック』でその心情を語るとともに、サポーターに向けて移籍の決意を表明している。
「誤解されたようなので説明をしたい。昨日涙を流したのは、クラブが僕に移籍を強いようとしてるからじゃない。2つのクラブの間で交渉が行われていて、君たちから離れる可能性があったからだ。愛するローマの町、愛するサポーターを離れる可能性だ」
「僕から(クラウディオ・ロティート)会長に、出て行きたいということを伝えた。プロフェッショナルとして向上できると考えたからだ。会長は素晴らしい条件のオファーで僕を引き留めようとしてくれた。いつも誠実に接してくれた会長に感謝したい。でも、これは僕自身の選択だ。サッカーでより高いレベルに達したいという僕の中の要求を追うためだ」
30日の時点では、ラツィオのイグリ・ターレSD(スポーツディレクター)はインテルとはまだ合意していないと発言していた。31日には両クラブが合意し、移籍決定に至るのだろうか。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、インテルとラツィオは移籍金1300万ユーロ+ボーナス200万ユーロの条件で合意する見通しだと報じている。エルナネスは2018年までの4年半契約を結び、初年度の年俸は280万ユーロになるとのことだ。