MFフアン・マタがマンチェスター・ユナイテッドに加入したことで、マンチェスターには6人のスペイン代表候補選手が集結した。
マタのチームメートには、GKダビド・デヘア。ライバルのマンチェスター・シティには、MFダビド・シルバ、MFへスス・ナバス、MFハビ・ガルシア、FWアルバロ・ネグレドが在籍する。
30日付の英紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」は、これについて「スペイン人選手の移籍先として、マンチェスターの評判が高まっていることを示す」と伝えた。
10年南アフリカW杯を制したスペイン代表にマンチェスターの選手はいなかったが、ダビド・シルバのシティ移籍を境に急増。同紙は、その理由をリーガ・エスパニョーラの2強支配によるものだとした。
イングランドのチームにとって、スペイン人選手のクオリティーは違いを生み出すものであり、マンチェスターの両クラブに在籍すれば、世界が注目する。
ダビド・シルバを除く5選手はスペイン代表入りが微妙な状況だけに、14年ブラジルW杯出場へのアピールのためには、マンチェスターの2クラブは理想的な環境と言える。
さらに同紙は「スペイン人の指導者を連れてくることが次のステップ」と伝えた。
スペインサッカーの繁栄は、素晴らしいプレーヤーによるものであることは間違いないが、本当の秘密は「指導者」だとした。特にユナイテッドにとっては、スペイン人の監督を招聘することがチームを成長させる方法の一つだと伝えた。
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