取引成立は近い?【写真:goal.com】
インテル移籍が注目されているラツィオMFエルナネスが30日、サポーターから慰留されて涙を見せた。イタリアメディアは、エルナネスのインテル加入が近づいている模様と報じている。
報道によれば、インテルは当初トレード要員になると見られていたDFイブラヒマ・エムバイェをエルナネスの獲得交渉から外したという。これにより、キャッシュでの取引を交渉しているようで、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによると、1500~1600万ユーロでの交渉となっているようだ。
ラツィオのサポーターはエルナネスの放出に反対しており、約200名がクラウディオ・ロティート会長の自宅前で抗議している。一方、エルナネス本人はこの日、練習場を後にする際、サポーターとの写真撮影に応じながら涙を流した。コメントは残さなかったが、メディアはインテル移籍が近いのではないかと伝えている。
インテルはエルナネスの代理人とも会談し、年俸280万ユーロでの2018年までの契約で合意に達したと言われている。だが、ラツィオのイグリ・ターレSD(スポーツディレクター)は30日、インテルとはまだ合意していないと発言した。
一部メディアは、インテルが31日にエルナネスのメディカルチェックをするために、病院を既に予約したと報じている。