マレザーニが新たな指揮官に【写真:goal.com】
サッスオーロは29日、クラブの公式ウェブサイトで、新指揮官にアルベルト・マレザーニ氏(59)を招へいしたことを発表した。候補に挙がっていたフィリッポ・インザーギ監督は、サッスオーロに感謝しつつ、ミランの下部組織で続けると話している。
セリエAで18位と降格圏に低迷するサッスオーロは、28日にエウゼビオ・ディ・フランチェスコ前監督を解任。ミラニスタのサッスオーロ会長は、インザーギ監督の招へいを試みたが、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは放出を否定していた。
これを受け、サッスオーロは29日にマレザーニ氏にチームを委ねたと発表。経験豊富な同監督は、29日から練習の指揮を執っている。
一方、インザーギ監督は『フェイスブック』で、次のようなコメントを残している。
「プロジェクトの一員になることをオファーしてくれたことについて、サッスオーロと(ジョルジョ・)スクインツィ会長に感謝したい。明確で革新的、かつ具体的なアイディアを持つ野心的なクラブであるサッスオーロが自分を監督に考えてくれたことを、私はうれしく、そして名誉に思っている」
「しかし、私をミランのプリマヴェーラに残すというミランの決定を尊重し、応じるのが正しいことだと思った。今は意欲と情熱をもって、選手たちと一緒に自分の道を続ける」