「デヤン・ロブレンの離脱は大きな痛手だ」
28日に行われたプレミアリーグ第23節で、サウサンプトンは本拠地で首位アーセナルと2-2で引き分けた。クロアチア代表DFデヤン・ロブレンが負傷離脱したことで、前回のFA杯4回戦に続き中央DFで公式戦2戦連続フル出場した吉田麻也。
リーグ戦フル出場は約1ヵ月ぶりとなったが、強豪相手に健闘した。サウサンプトンは勝ち点32で9位に立ち、2月1日に敵地で行われる次節では残留争いに低迷するフラムと対戦する。
アーセナルは、終盤残り10分でMFフラミニが退場し、連勝が5でストップ。翌日に優勝争いを繰り広げる2位マンチェスター・シティと3位チェルシーの試合が控えるだけに、首位陥落の可能性が出てきた。
吉田の現地評は以下の通り。
スカイスポーツ(テレビ局)=6点(平均点):懸命に奮闘
――ポール・マーソン解説者(元アーセナル/イングランド代表MF)
「開幕から好発進したサウサンプトンは今、壁にぶつかっているようだ。重要なポジションで数人の負傷者が出ているし、それがプレーに影響しているのかもしれない。彼らのプレスは速いが、試合を通してそれをすれば当然疲れる。デヤン・ロブレンの離脱は大きな痛手だ」
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