まだ連覇が決まったわけではないと強調【写真:goal.com】
バイエルン・ミュンヘンは29日、ブンデスリーガ第17節でシュトゥットガルトと対戦する。ジョゼップ・グアルディオラ監督は、まだタイトル争いの行方が決まったわけではないと強調した。
クラブ・ワールドカップ出場のために延期となっていたシュトゥットガルト戦に臨むバイエルン。だが、消化が1試合少ないにもかかわらず、王者は2位レヴァークーゼンに勝ち点10差をつけるなど、リーグを圧倒している。
一部ではバイエルンが強すぎてリーグがつまらないとの声もあるようだが、グアルディオラ監督は28日の会見で次のように話している。ドイツ『AZ』が伝えた。
「いや、我々はほかのチームの結果に影響されないからね。まだ多くの勝ち点が必要だ。ハードな試合がたくさん待っている。ただ、良い位置につけているのは事実だがね。常に改善したいと思っている」
「そろそろ優勝祝いを考えるか? 今それを聞くものかね? 1月に優勝を決めたチームはない。3月も不可能だ。今はシュトゥットガルトに敬意を払い、彼らのことを考えるべきだ」
そのシュトゥットガルトについて、グアルディオラ監督はこのようにコメントしている。
「非常にアグレシッブなチームを予想している。彼らはホームで、サポーターの前でプレーするんだ。最初の15分はいつも危険なチームだね。優れた選手がいる。でも、我々のチームを信頼しているよ」
また、グアルディオラ監督はMFバスティアン・シュバインシュタイガーの状態についてこう説明した。
「2、3回と続けてチーム練習に参加できるようになればOKだ。2日前に医師と話したが、痛みは引いてきたようだね。昨日まではまだ、チーム練習に合流していない。我々にとってだけではなく、彼はこの国にとって最も大事なプレーヤーの一人だ」
なお、会見後にMFフランク・リベリとアリエン・ロッベンがそれぞれ筋肉の問題を抱えていることが分かり、両選手はシュトゥットガルト戦のメンバーから外れている。