ディ・フランチェスコが去る【写真:goal.com】
エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督(44)を解任したことを発表した。クラブは後任に、ミランの下部組織を率いるフィリッポ・インザーギ監督を狙っている。だが、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは、同監督の放出を否定した。
ディ・フランチェスコ監督は昨季、サッスオーロをクラブ史上初となるセリエA昇格へ導いた立役者。だが、今季は21試合を終えて勝ち点17の18位と降格圏で苦しんでいる。
MF本田圭佑のデビュー戦として日本でも注目を集めた12日のミラン戦では、FWドメニコ・ベラルディが4得点の活躍を見せて4-3と勝利したサッスオーロだが、その後はトリノ、リヴォルノに敗北。残留を争う直接のライバルであるリヴォルノに敗れたことで、クラブは監督交代に踏み切った。
後任はまだ発表されておらず、注目されているのは、ミランの下部組織で経験を積みつつあるインザーギ監督だ。今季はミランがマッシミリアーノ・アッレグリ前監督を解任した際、トップチーム昇格の可能性も騒がれたが、ミランは最終的にクラレンス・セードルフ監督の招へいを決めた。
だが、ミランのガッリアーニCEOは、サッスオーロからコンタクトがあったことを認めつつ、インザーギ監督を手放すことはないと話している。クラブの公式ウェブサイトが伝えた。
「彼がサッスオーロの監督になることはない。冷静に決定を受け入れてくれたよ。我々には彼を手放すことができない。サッスオーロの会長は我々の友人だがね。彼はミランのレジェンドなんだ。確かにその可能性はあった。だが、私がすぐに止めたんだ」