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マドリーがコパ準決勝進出、クラブ記録となる8試合連続無失点を達成

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カシージャスは658分間無失点のクラブ記録を樹立
カシージャスは658分間無失点のクラブ記録を樹立【写真:goal.com】

28日のコパ・デル・レイ準々決勝セカンドレグ、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのエスパニョール戦を1-0で制し、合計スコア2-0で次戦進出を決めた。

2日に行われたパリ・サンジェルマン(PSG)との親善試合から数え、1月に臨む9戦目となったエスパニョール戦。イスコを偽背番号9とする4-3-3を採用したマドリーは、開始7分に先制に成功する。シャビ・アロンソのフィードに反応したヘセが、カプデビラを抜き去ってペナルティーエリア内右に侵入。右足のシュートでGKカシージャを破った。

先制後も攻勢を仕掛けるマドリーは22分、コエントランのスルーパスからクリスティアーノ・ロナウドがペナルティーエリア内左に抜け出すも、シュートはカシージャの飛び出しに阻まれる。さらに33分には、ディ・マリアが繰り出したエシュートがエクトル・モレーノに当たって枠へ向かうも、これもマドリーのカンテラーノのセーブに遭った。

後半も主導権を握るマドリーは48分、コエントランの折り返しをイスコが前にはたき、これを受けたC・ロナウドがシュート。しかし1月に行われた前2試合でもポルトガル代表FWのゴールをことごとく阻んだカシージャが、再度ファインセーブを披露する。

アンチェロッティ監督は73分、頭部に打撃を負ったコエントランの代わりにペペを投入。ポルトガル代表DFをセンターバックに据え、ナチョを左サイドバックにスライドさせる。その4分後には、ビクトール・サンチェスが足裏を見せたタックルで2回目の警告を受け、数的にも優位に立った。

イタリア人指揮官は80分過ぎに、イスコ、ディ・マリアとの交代でモラタ、カセミロをピッチに立たせる。終盤にはC・ロナウド、モラタがゴールへの執念を見せたものの、シュートを枠内に飛ばすことはできず。しかしながら、堅固な守備によってエスパニョールの枠内シュートを一本も許すことなく、1-0のまま終了のホイッスルを迎えている。

アンチェロッティ監督率いるマドリーは、クラブ記録となる8試合連続無失点を達成。ここ20試合の成績を17勝3分けとして、モウリーニョ前監督が2011-12シーズンに達成した20試合無敗という記録にも並んだ。またカシージャスは682分間無失点を貫き、パコ・ブージョ氏が1994-95シーズンに樹立したクラブ記録658分間を上回っている。

Goal.com

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