スペインでの活躍を誓うチリ代表FW【写真:goal.com】
バレンシアは27日、チリ代表FWエドゥアルド・バルガスの獲得を正式に決定した。今季終了時までのレンタル加入となる。
2012年夏にウニベルシダ・デ・チリからナポリに加入したバルガスだが、出場機会に恵まれず。2013年1月、グレミオにレンタル移籍すると、この度再びバレンシアにレンタル移籍することとなった。
バレンシアで背番号17を着けるバルガスは、入団会見の場で次のように話している。
「多くの選手は適応できるかどうかに不安を抱くんだ。ナポリでは、監督の信頼を得ることができなかった。だけど、バレンシアに来る前に少し監督と話して、ここでなら信頼を約束してくれると言ってもらえたんだ」
「監督とは以前、相手チームとして対戦したことがある。サン・ロレンソ時代も僕を連れて行きたかったみたいだけど、その選択肢は実現しなかった」
バルガスは、チリ代表の同僚であるレアル・ソシエダGKクラウディオ・ブラボ、バルセロナFWアレクシス・サンチェスからスペイン移籍を勧められたと明かしている。
「南米よりもレベルの高いヨーロッパでプレーすることは、ワールドカップに向けて良い準備をする助けになると思う」
「アレクシスやブラボと話をしたんだ。僕のスタイルならスペインで成功できると言ってくれた。これからは彼らと対戦するチャンスがあるね。勝利を願っているよ」
バルガスは、ポジションにこだわらず出場機会を重ねる意欲を示している。
「僕は代表では右サイドでプレーしてきた。グレミオではボランチをやっていたけど、どちらでも快適にプレーできるよ。FWでも大丈夫だ。ゴールもアシストもどちらもしたい」
「何もしない状態が続いていた。この10日間は代表でトレーニングしていた。だから、全く何もしていなかったわけじゃない。初日のトレーニングを終えた感覚は良いよ」