ネイマール騒動に不満【写真:goal.com】
バルセロナDFダニエウ・アウベスは、クラブがFWネイマールの獲得に要した費用の詳細を公表せざるを得なかったことに不満を述べている。
当初はネイマールの獲得コストを移籍金5710万ユーロと発表していたバルセロナだが、実際にはそれ以上の金額が動いたのではないかと疑われてきた。サンドロ・ロセイ前会長は違法取引を疑うソシオからの告訴を受けたあと辞任。後任となったジョゼップ・マリア・バルトメウ新会長は、移籍金以外の金額も含めた8620万ユーロにのぼる詳細な獲得コストの内訳を公表した。
「移籍の説明のために契約を開示しなければならないのは敬意を欠いたことだ」とダニ・アウベスは『バルサTV』で一連の騒動についてコメントした。
会長交代後のチーム状況については、団結を維持していくことが重要だと強調する。
「チームの安定が失われないようにしていかなければならない。チームの組織とプロジェクトの考え方は今後も変わることはない。全員が継続の意志を持ち続けるべきだ」
アトレティコ・マドリー、レアル・マドリーとの接戦を繰り広げるリーガエスパニョーラの優勝争いについてもコメントしている。
「優勝するチームはすごく特別な感覚を持つことができるだろうね。これほどの困難を乗り越えればより良い気分になるものだ。今は3チームの争いだ。僕らは最終節まで争い続けることを約束するよ」