「オラ・ヨンについていけなかった」【写真:goal.com】
26日に行われたブンデスリーガ第18節ハンブルガーSV(HSV)対シャルケは、アウェーのシャルケが3-0で圧勝した。シャルケDF内田篤人は右サイドバックで81分までプレーしている。
シャルケは約5ヶ月半戦列から離脱していたクラース・ヤン・フンテラールの復活弾で34分に先制。勢いに乗ったシャルケ攻撃陣は54分にジェフェルソン・ファルファンが2点目、その2分後には内田もビルドアップに参加した攻撃で最後は若手MFマックス・マイヤーが3点目を決めた。
内田は37分、負傷交代を強いられたFWピエール=ミシェル・ラソッガの代わりに投入されたウィングのオラ・ヨンを倒し、イエローカードを提示された。それでもこの試合では堅実な守備を見せ、攻撃参加でも70分にシュートを放つなど存在感を示している。
ドイツ『ビルト』では、シャルケのチーム平均点は2.5で、内田のプレーに対する採点は最終ライン全員と同じく3だった。同メディアは、1ゴール2アシストのファルファンに最高点の1を付けている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
チーム平均点が2.8と高かった『キッカー』では、内田のパフォーマンスはクリスティアン・フクスとともにチーム最低タイの3.5となった。ファルファンが1.5とチーム最高の採点だった。ファルファンはマン・オブ・ザ・マッチ、第18節のベストイレブンにも選出されている。
地元メディア『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ』(チーム平均点2.55)は、内田のプレーについて「何度か俊足ヨンの走りについていけなかった。一度はファウルで止めてしまい、5枚目の警告を受けた」とコメントし、3.5と平均以下の点数を付けた。
同じく地元の『レヴィアシュポルト』も、寸評では「途中出場したヨンの対応に苦しんだ。HSV新加入選手に対するファウルで5枚目の警告を提示され、ヴォルフスブルク戦は欠場することになった」と記している。「守備では以前と同様に課題はあるが、前方に向かう時、ファルファンとのコンビプレーが良い」と続けながら、4+(プラス)とチーム平均点2.91以下の点数を付けている。
3試合負けなしのシャルケは5位に浮上。次節はヴォルフスブルクをホームに迎える。