セレモニーでは“ザ・ボス”の曲がかかる【写真:goal.com】
26日のリーガエスパニョーラ第21節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのマラガ戦に3-0で勝利した。この試合では、先にバルセロナの選手として700試合出場を達成したMFシャビ・エルナンデスを祝福するセレモニーが行われている。
この試合のキックオフ前、カンプ・ノウの電光掲示板ではシャビの700試合出場を記念した映像が流れ、選手本人は観衆の祝福に拍手で応じている。映像とともに流れた音楽は、“ザ・ボス”の通称を持つブルース・スプリングティーンのグローリィ・デイズだった。
このマラガ戦が通算703試合目の出場となったスペイン代表MFは、試合後に「完璧な日」であったとの感想を口にしている。
「700試合出場達成のセレモニーに加え、勝利も手にできて本当に完璧な日となった。現在のバルサは素晴らしい状態にあり、僕たちはプレーを楽しめている。このチームにおいて、自分が重要な存在と感じられるよ。監督やチームメートと波長が合っているし、フィジカル的な調子も良い」
クラブの会長交代についての見解も示した。
「異常な一週間だったが、サンドロ・ロセイの決断を尊重しなくてはならない。簡単な決断ではなかっただろうし、これまでの貢献に感謝をしなければね。そしてこれからは、ジョゼップ・バルトメウを支えていく必要がある。とにかく、そのようなことがチームに影響を与えることはない」
移籍オペレーションの粉飾決算疑惑に揺れるFWネイマールについても触れている。
「僕たちで彼を支えなくてはならない。機密事項とされる契約にまつわる金額を伝えられるなんて、これまでにはなかったことだ。僕たちにとっても好ましくはない状況だし、ネイマールに影響がないように助けていく必要がある」