2試合連続ドローのナポリ【写真:goal.com】
ナポリは25日、セリエA第21節でキエーヴォと対戦し、敵地で1-1と引き分けた。ラファエル・ベニテス監督は、スピードを欠いたことを指摘しつつ、ゴールマウスに嫌われたことを嘆いた。
先制を許したナポリは、ゴールマウスに2度嫌われる不運もあって、なかなか得点を奪うことができず。終盤にDFラウール・アルビオルのゴールで追いついたものの、逆転するには至らず、2試合連続ドローに終わった。
ベニテス監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。
「守備を固めるチームとの対戦は簡単じゃない。だが、我々が序盤戦のようなインテンシティーやスピードを取り戻さなければいけないのは確かだ。スモールチームとの試合では、縦への速さが大事になる。今日はそれがなかった」
「ただ、いろいろなエピソードに恵まれなかったところもあるね。(ドリエス・)メルテンスのシュートが、ポストを叩かずに入っていれば、すべてが変わっていただろう。我々はポストに2度、クロスバーに1度、シュートが嫌われたんだ」
補強への不満を表すサポーターに向けて、ベニテス監督はこう話している。
「まだ時間はある。クオリティーのある選手が正しいポジションで見つけられれば、獲得を目指すよ。ジョルジーニョのようにね。彼はクオリティーのある選手で、重要な存在になり得ることを示した」
「(2カ月ぶりに先発復帰したマレク・)ハムシク? 少し試合勘を欠いているんだ。2カ月離脱して戻ってきたときに、以前と同じレベルでリスタートできるというわけじゃないんだ。だが、彼はとても頑張っている」