「前半はジョギングだった」【写真:goal.com】
マンチェスター・シティは25日、FAカップ4回戦でワトフォードをホームに迎え、4ー2で勝利した。マヌエル・ペジェグリーニ監督は、少し焦ったことを認めている。
プレミアリーグで2位につけるシティは、2部のワトフォードにホームで思わぬ苦戦を強いられた。前半を2点のビハインドで折り返し、まさかの波乱を予感させる展開となっている。
それでも、FWセルヒオ・アグエロのハットトリックなどで60分から4ゴールを挙げ、シティは逆転勝利を収めた。
試合後のペジェグリーニ監督が、以下のように話した。
「ハーフタイムはかなり心配だった。試合前に選手としっかり話して、FAカップで下のリーグのチームと戦うときは、相手のモチベーションが強烈だと言っていたからだ。100%のインテンシティーと欲求がなければ、負けて敗退することもある。前半の我々はジョギングだった。あのようなプレーだったら、勝つことなどできない」
「私はワトフォードを過小評価しなかった。簡単な試合だと言ったとも思わない。選手は、簡単な試合をすると考えてはいけない。ただ、後半に良いリアクションを見せてくれたね。我々はすべてを変えた。エティハド(ホーム)での今シーズンほかの試合と同じプレーを見せてくれた。この反応が大事だったんだ」
ただ、非常に危険な試合だったと認めている。
「私にとって、最も大きかったのは、ワトフォードが3点目を決めなかったことだ。彼らがもし3点目を決めていたら、そこで試合は終わっていただろう」