格下に苦しめられたが、ダービー前に勝利【写真:goal.com】
25日に行われたFAカップ4回戦でリヴァプールはボーンマスと対戦し、アウェーで2ー0の勝利を収めた。
2部チャンピオンシップで16位のボーンマスと敵地で戦ったリヴァプールは、2ー2で引き分けた18日のアストン・ヴィラ戦を引きずっているかのような立ち上がり。序盤からミスが多く、ボーンマスに攻め込まれることも多かった。
しかし、互いにゴール前でのプレーに精度がなく、多くのシュートを放ちながら枠内にはほとんど飛ばなかった。
その中で前半唯一決まったのが、26分のリヴァプールの攻撃だ。右サイドのルイス・スアレスが大きなクロスを入れると、ペナルティーエリア左手前でモーゼスがコントロール。右足で放ったシュートはDFに当たって、ゴール左に決まった。
後半も格下に攻め込まれたリヴァプールだったが、しっかり勝利に近づいていく。60分、L・スアレスのスルーパスで抜け出したスタリッジがペナルティーエリア右から流し込み、リードを2点に広げた。
これで楽になったリヴァプールは、3点目を奪うことはできなかったが、落ち着いて試合を運ぶ。72分には、スタリッジのループシュートがクロスバーを叩く好機もあった。その直後にはフラナガンがピッチに入り、次節エヴァートン戦に向けた準備も進めていく。
試合はこのまま2ー0でリヴァプールが勝利。マージーサイドダービーに向けて、ジェラードのコンディションなどパフォーマンスに不安が残るものの、リヴァプールがしっかりと格下を退けた。