2位追走が現実的目標【写真:goal.com】
ナポリは25日、セリエ第21節の試合でキエーヴォをホームに迎える。ラファエル・ベニテス監督は、首位ユヴェントスではなく2位ローマを追うことが目標だと現在の状況について話している。
シーズン序盤はユヴェントスと競り合いつつローマを追っていたナポリだが、徐々にユーヴェとの差は拡大。現在では首位ユーヴェと12ポイント差、2位ローマと4ポイント差の3位となっている。
ベニテス監督はキエーヴォ戦の前日会見で、2位を捉えることが今の現実的な目標だと主張。また、エラス・ヴェローナから新たに獲得したMFジョルジーニョの起用も示唆した。
「我々が見なければいけないのはローマだ。ローマに追いつくことが最初の目標であるべきだ」
「ジョルジーニョは良い練習をしていた。デビューすることになるかもしれない。私にとっては選択肢が一つ増えるということであり、非常に重要なことだ」
下位に低迷するキエーヴォが相手ではあるが、十分に警戒している様子だ。
「イタリアのチームはどこも戦術面で良い仕事をしている。相手のカウンターを避けるために注意することが必要だし、最大限に注意しなければならないだろう」
残り1週間となった冬の移籍市場での補強に関しては、検討はしているが簡単にできるものではないと述べた。
「クラブの動きを確認するために毎日(スポーツディレクターのリッカルド・)ビゴンと話をしている。我々は難しいマーケットの中で動いている。ナポリに見合うレベルの選手を見つけるのは簡単なことではない」
「守備面を改善しなければならない。そのためには新しい選手を見つけるか、ピッチ上で仕事を続けて、チーム内の手持ちの戦力を向上させるかだ」