J1浦和レッズは24日、昨シーズン限りでクラブを退団していたMF山田暢久が現役を引退することを発表した。1月29日に記者会見が開かれる予定。
1994年に静岡県・藤枝東高校から浦和に加入。サイドバック、ウィングバック、ボランチ、時にはトップ下でもプレーするなど、優れたユーティリティ性を発揮してきた。プロとしてのキャリアをスタートさせてから浦和一筋で、J2降格やJ1優勝、アジアチャンピオンズリーグ制覇などを体験。クラブの象徴としてサポーターからの人気も高く、昨シーズンの10月には、史上3人目となるリーグ通算500試合を達成。J1通算501試合出場25得点。
日本代表としても15試合に出場し1得点を記録している。
なお、山田が付けていた背番号6は、今シーズンからMF山田直輝に受け継がれることになっている。
【了】