ミラノ勢を下したウディネーゼと対戦【写真:goal.com】
23日に行われたコッパ・イタリア準々決勝、フィオレンティーナ対シエナの一戦は、2ー1でフィオレンティーナが勝利を収め、準決勝進出を決めた。
2部のシエナを相手にしっかりと勝利を収めたいフィオレンティーナは、まずまずの立ち上がり。20分には順調に先制した。高い位置でボールを奪ったイリチッチがそのままゴールを決めて、1ー0とする。
しかし、その後はシエナが反撃。アグレッシブな戦いでフィオレンティーナを苦しめた。37分には、ジャンネッティがロングシュートを放つ。前にポジションをとっていたフィオレンティーナGKネトの頭を越えたボールは、わずかにバーの上。惜しくも同点弾にはならなかった。
それでも、59分にはシエナが試合をふりだしに戻す。右からのFKにジャコマッツィがニアでヘディングで合わせて、1ー1となる。
健闘したシエナだったが、やはりフィオレンティーナが格上の意地を見せた。75分、右からのCKにコンパーが頭で合わせて勝ち越しに成功する。
終盤はシエナにもチャンスがあったが、フィオレンティーナは再び追いつかれることなく2ー1で勝利。インテル、ミランを下してベスト4に進んだウディネーゼと準決勝で対戦する。