23日夜に会見【写真:goal.com】
バルセロナのサンドロ・ロセイ会長が辞任の意思を固めたようだ。同会長は23日夜(現地時間)から会見を開く予定で、スペインメディアはこの場で辞任を発表すると一斉に報じた。
バルセロナでは最近、ネイマール獲得の際に違法なオペレーションがあったのではないかと騒動になっている。22日にマドリッド中央裁判所が、バルセロナのソシオがロセイ会長に対して起こした訴訟を受理したことで、辞意を固めたようだ。
『ムンド・デポルティボ』は、ロセイ会長がこれまでもプレッシャーや家族に対する脅迫に頭を悩ませており、今回の訴訟受理が決定打になったとしている。同会長はネイマールのオペレーションは「完全無欠」だったという姿勢を今も崩していないが、疑いの目を向けられることを不当とし、こういった敵意に疲れての辞任とのことだ。
ロセイ会長の後任は、ジョゼップ・マリア・バルトロメウ副会長が務めることになりそうだと伝えられているが、いずれにしても会見で詳細が明らかになるだろう。