ベッケンバウアー氏の見解【写真:goal.com】
バイエルン・ミュンヘンやドイツ代表で活躍した元DFのフランツ・ベッケンバウアー氏は、DFフィリップ・ラームがMFバスティアン・シュバインシュタイガーのポジションを奪う可能性を指摘している。
今季からバイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、右サイドバックを本職とするラームを中盤で起用。そのラームは、11月に足首の再手術を受けて長期離脱となったシュバインシュタイガーの穴を埋め、シーズン前半戦では中盤の底で安定したパフォーマンスを見せた。
ボールを使った練習を行うなど順調に回復しているシュバインシュタイガーだが、ベッケンバウアー氏はドイツ『ビルト』で定位置を保証されている訳ではないと意見を述べている。
「ラームはシュバインシュタイガーを先発から外してしまうかもしれないね。フィリップはGKを除く全ポジションで本当に良いプレーができる」
「もちろん最終的な決断を下すのはグアルディオラだ。また、シュバインシュタイガーのコンディション次第でもある。彼は2013年に負傷という問題を抱えてしまったので、良いシーズン後半戦を送れるように願っている」
バイエルンは現在、ブンデスリーガで勝ち点44を稼いで首位に立っている。同クラブは24日、ブンデス第18節でボルシア・メンヒェングラッドバッハと対戦する。