「ルーニーの将来も再び疑問視される」
「ルーニーとファン・ペルシーが不在の今、ヤヌザイを除くユナイテッドの選手たちは、単調で機能していない。マタはサイドMFでもセントラルMFでもないため、モイーズの起用法がカギを握る。
マタは現在ユナイテッドが抱える問題解決にはならない。ユナイテッドはいまだにロイ・キーンやポール・スコールズのような一流のセントラルMFを見つけられずにいる。減退中のユナイテッドは2つの国内カップ戦から敗退し、リーグでも首位アーセナルに14点差を付けられ、チャンピオンズリーグでの優勝の可能性も薄くなっている。
マタの移籍により、ルーニーの将来も再び疑問視される。ファン・ペルシーをFWに置き、トップ下にマタ、ルーニー、ヤヌザイを置くことも可能だが、プレーの幅は限られてしまう。成長過程のヤヌザイの起用を控えることに繋がるかもしれないが、香川にとっては不吉の予兆となる」
ユナイテッドが28日に対戦する相手は現在最下位に低迷するカーディフ。今回の試合は延長戦に突入したこともあり、試合終了間際には疲れを見せる選手が続出し、ゴールを決めたエルナンデスも足を引きずる姿を見せた。
選手の疲労は懸念材料だが、次戦では股関節痛で離脱中のFWルーニーとセントラルMFフェライニが復帰する予定だ。これに加えてマタの加入が順調に進めば、香川の出場機会も危ぶまれることになるだろう。
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