「今はまだオファーがない」【写真:goal.com】
QPRのブラジル代表GKジュリオ・セーザルが、1月のマーケットで移籍するようだ。クラブのトニー・フェルナンデス会長が認めている。
QPRの2部降格で夏の移籍が有力視されたJ・セーザルだが、条件面での折り合いがつかず、取引が成立せず。QPRに残留したが、クラブはロブ・グリーンを正守護神としており、J・セーザルはリーグ戦出場ゼロとなっている。
母国ブラジルでのワールドカップ出場のために、試合への出場を必要とするJ・セーザルについて、フェルナンデスは1月移籍について問われると、イギリス『スカイ・スポーツ』で「そう思う」と返答。次のように続けている。
「あれほどの才能が試合に出ていないのはもったいない。私は彼が世界最高のGKの一人だと思っている。だから、誰かが彼を引き抜くだろう。どうなるか、様子を見ようじゃないか」
「我々はロブ(・グリーン)でスタートした。開幕時にジュリオはここにいないと思ったからだ。ロブはファンタスティックな仕事をしてきた。彼は本当に良いプレーをしている。イングランド代表も狙えると思うよ」
J・セーザルの移籍先候補の一つとして挙がっているのが、カリアリだ。選手本人はイタリア『TuttoMercatoWeb.com』で、次のように話している。
「カリアリ? サルデーニャは良い場所だね。常に太陽がある。うれしいよ。ただ正直、今はまだ一切オファーがないんだ。後半戦がどうなるかはまだ分からない。今は練習のことを考えているよ」