Jリーグは21日、今季のJ1、J2のホーム開幕戦カードを発表した。J1 は3月1日、J2は2日に開幕。なお、Jリーグ開幕より先に始まるアジア・チャンピオンズリーグがJリーグ開幕より先に始まるため、横浜F・マリノス対大宮アルディージャ、川崎フロンターレ対ヴィッセル神戸は2日に行われる。
2シーズンぶりにJ1に戻ってきたガンバ大阪は、浦和レッズをホームに迎える。MF遠藤保仁、DF今野泰幸といった日本代表の主力を擁し、優勝でJ1復帰を決めた。
浦和は昨シーズン、優勝を射程圏内に捉えた時期もあったが結果は6位。ACL出場も叶わなかった。リーグ戦上位6チームの中で得点は最多の66。しかし、失点も最多で56点を奪われている。2006年以来のリーグ制覇に向けて、守備の強化と攻撃陣の更なる爆発が求められる。
2006年といえば、両者が熾烈な優勝争いを繰り広げられたシーズン。優勝の行方は最終節までもつれたが、直接対決に勝利したレッズが悲願の初優勝を果たした。埼玉スタジアムには当時の最高記録である62,241人が詰め掛けた。
それ以来、両者はライバルと見られることも多かったが、昨年はガンバがJ2だったため対戦は実現しなかった。互いに今シーズンのJ1優勝を目指すクラブであり、幸先良くシーズンをスタートさせるためにも、開幕戦を勝利で飾りたいところだ。
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