コッパでローマ相手に敗退【写真:goal.com】
ユヴェントスは21日、コッパ・イタリア準々決勝でローマと対戦し、敵地で0-1と敗れた。アントニオ・コンテ監督は微妙な判定について、有利に働かなくて良かったと話している。
拮抗した展開となった一戦で、ユーヴェは後半にFWジェルビーニョの決勝点を許して敗れた。リーグ戦で12連勝と絶好調のユーヴェだが、ベスト4進出を逃している。
コンテ監督は試合後、イタリア『Rai』で次のように語った。『トゥットスポルト』が伝えている。
「とても拮抗した試合で、おそらくは我々が上回っていた時間帯にローマがゴールを決めたと思う。両チームがうまく試合を研究してきた。私は、これまで出場機会が少なかった選手たちのパフォーマンスに満足している。勝ち進めば勝ち進むほど良いのだから、残念だよ」
「我々もゴールを決めたが、取り消された。敗退は残念だ。我々は常にコッパでローテーションを採用してきた。(ジョルジョ・)キエッリーニがリーグ次節で出場停止じゃなければ、彼も休んでいただろう。実際、彼は負傷してしまった」
ユヴェントスは後半立ち上がりにDFフェデリコ・ペルーゾがゴールを決めたが、クロスボールがラインを割っていたとして得点にならなかった。また前半には、FWセバスティアン・ジョヴィンコがローマ守備陣の裏に抜けかけ、DFメフディ・ベナティアのファウルでチャンスをつぶされたが、主審は決定機阻止によるレッドカードではなく、ベナティアにイエローカードを出している。
「ジョヴィンコ? 主審はああいう決定を下した。私は首を突っ込みたくない。受け入れよう。ペルーゾ? 見直した限りでは、(クロスはラインを)割っていないように見える。ミスはあり得るが、ボールはピッチの中だった。ただ、我々にとって不利になって良かったよ。そうではなく、有利になっていたら、『ちょっとした助けが…』と言われるだろうからね」