『ムンド』の報道について言及【写真:goal.com】
FWネイマールの古巣サントスのオディリオ・ロドリゲス会長が、バルセロナの同選手獲得オペレーションでの粉飾決算疑惑について語った。
スペイン『ムンド』によって、実際には9500万ユーロの費用がかかっていたと報じられるネイマール獲得オペレーション。オディリオ会長は同国『ティキ・タカ』のインタビューの応じ、次のように語っている。
「ネイマールの移籍について、サントスは公表した通りに交渉を行った。バルセロナから5700万、7000万、8000万ユーロかかったとの話が流れてくることには、驚きを感じざるを得ない。我々への説明義務を怠っている。バルセロナには、誰にいくら支払ったのかを聞かなくてはならない」
「話されているような額が、一体何を意味しているのか分からない。サントスはすべてを明確に伝えてきた。バルセロナは、すべての疑惑を明確にする必要があると感じる」
オディリオ会長は『ムンド』がネイマール獲得オペレーションに含めた通り、同クラブの若手3選手の優先交渉権をバルセロナに与えたことを認めた。
「バルセロナはサントスの下部組織3選手の優先交渉権を手にしている。契約金は780万ユーロだ」
なおバルセロナの公表によれば、同クラブはサントスに1700万ユーロ、ネイマールとその父親が保有するN&N(ネイマール&ネイマール社)に4000万ユーロを支払っている。