20日、日本フットボールリーグ(JFL)が今シーズンは2ステージ制を採用し、前後期の優勝チームが対戦して年間王者を決める新大会方式を導入すると発表した。1999年のリーグ発足以降、2ステージ制の導入は初めてとなる。2015年からはJリーグも2ステージ制に移行することが決まっている。
新たにJ3が発足するため、FC町田ゼルビアやAC長野パルセイロなど将来J2、J1を目指すクラブがJFLを抜けた。今シーズンのリーグ戦には14チームが参加し、各ステージは1回戦総当たりで実施される。
年間王者を決めるチャンピオンシップはホームアンドアウェー方式で11月下旬に開催する。前後期の優勝チームが同じ場合は、チャンピオンシップは行われない。
Jリーグを目指すクラブとそうでないクラブが混在していた昨年までのJFLには、異なる目標を持つ者同士が戦うという面白さがあった。しかしJ3の誕生によりJFLも岐路に立たされている。昨シーズンは勝ち点72を獲得した長野が優勝を果たしている。
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