メル率いるウェスト・ブロムと1ー1【写真:goal.com】
20日に行われたプレミアリーグ第22節、ウェスト・ブロムウィッチ対エヴァートンの一戦は、1ー1の引き分けに終わった。
メル監督の初采配となるウェスト・ブロムと対戦するエヴァートンは、公式戦2連勝中。アウェーでもボールを支配してゴールを目指した。
すると、リードして折り返すことに成功する。41分、自陣からのロングボールをルカクがDFを背負いながら巧みにヘディングで中央に落として最高のアシスト。これを受けたミララスが決めて、1ー0になった。
ウェスト・ブロムは後半、頭からアニチェベを投入して同点弾を狙う。しばらくはスコアが動かなかったが、終盤にペースをたぐり寄せた。
75分、ペナルティーエリア右でアニチェベとスイッチしたモリソンが2人のDFに当てず深い位置からクロスを入れると、ルガーノがニアに飛び込んで1ー1。試合がふりだしに戻った。
上位をうかがうエヴァートンが勝ち越しを目指して前に出ると、ウェスト・ブロムもスペースを見つけて反撃を見せ、終盤は互いに2点目に狙った。
アディショナルタイムのセットプレーでエヴァートンはディスタンがゴールネットを揺らすも、これは明らかなオフサイド。どちらも勝ち越すことはできず、1ー1のまま試合終了のホイッスルが鳴り響いている。
エヴァートンのリーグ戦次節の相手は、地元のライバルであるリヴァプール。勝てば順位で上回ってダービーに臨めるところだったが、勝ち点1差を追う展開で大一番を戦うことになった。