裁判の開始を求める【写真:goal.com】
バルセロナのサンドロ・ロセイ会長が、FWネイマールの獲得費用が5700万ユーロであったことを再度強調した。
ネイマール獲得オペレーションで違法行為があったとして、バルセロナのソシオであるジョルディ・カセス氏によって、マドリッド中央裁判所に訴えられたロセイ会長。スペイン『ムンド』は同裁判所に提出された資料の詳細を手にし、バルセロナが主張する5700万ユーロに加え、さらに3800万ユーロの獲得費用がかかっていたことを伝えている。
20日にカンプ・ノウの全面改装を発表するために記者会見に出席したロセイ会長は、『パイス』の報道について次のように話している。
「ネイマール獲得費用は5700万ユーロだった。もう何度も口にしてきたはずだよ。裁判官には敬意を持って、こちらからお願いをさせていただく。訴えを聞き入れ、供述のために私を召喚することをね」
「ただネイマールの獲得オペレーションにおける機密保持契約を、私から破ることはない。バルサはいつだってそのような契約を結んできた。それは我々ではなく取引先の要望だ。しかしながら、何かを見えないように覆うことはない。すべてが説明可能なことなんだ」