為す術もなく敗れたユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッドは19日、プレミアリーグ第22節でチェルシーと敵地で対戦し、1-3で敗れた。香川はベンチ入りしたが出番はなかった。
ユナイテッドは2-0で勝利した前節のスウォンジー戦に続いて、FWウェルベックをワントップ、トップ下にMFヤヌザイ、右にMFバレンシアを置いた4-2-3-1の布陣で臨み、前節に香川が先発した左MFにはMFヤングが入った。
今節、強豪チェルシー相手にユナイテッドの守備が崩壊した。前半17分、チェルシーのFWエトオが右サイドでボールを持つと、ユナイテッドは5対3の数的優位を活かせず、中央へ切り込まれて放たれたシュートはMFキャリックに当たって弧を描き、ゴールに吸い込まれた。
前半終了間際、チェルシーの右CKをクリアしたユナイテッドは、守備ラインの押し上げが遅れ、拾われたボールを2本のスルーパスでゴール前のエトオまで通され、追加点を許した。
後半に入ってもユナイテッドの状況は改善されず、同4分にチェルシーの右CKでゴール前でのマークの対応が遅れ、相手DFケイヒルのヘディングをGKデヘアがこぼし、エトオが詰めてハットトリックを許した。
ユナイテッドは同33分、途中出場のFWエルナンデスが1点を返したが反撃の狼煙とはならず、終了間際にDFビディッチが一発退場に科され万事休した。