ヴェローナ戦は5.5点【写真:goal.com】
ミランMF本田圭佑は19日、セリエA第20節エラス・ヴェローナ戦で先発出場し、63分までプレーした。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、本田に5.5点とやや厳しめの採点をしている。
クラレンス・セードルフ新監督の下、4-2-3-1の新フォーメーションの2列目でリーグ初先発を果たした本田。前半に何度かチャンスを演出したが、得点には至らず。スコアレスのまま迎えた後半の63分、MFヴァルテル・ビルサとの交代でベンチに下がった。
チームは終盤、MFカカーが倒されて得たPKをFWマリオ・バロテッリが決めて先制。このリードを守り切り、新体制初戦を白星で終えている。
セードルフ監督は試合後の会見で、本田を交代させた理由について、コンディションが万全ではないと説明。「ケガをするリスクは避けなければ」と明かしている。
『ガゼッタ』は「日本人は適応能力が高いが、1週間で3人の指揮官というのは多すぎる」と評価。マッシミリアーノ・アッレグリ元監督、マウロ・タソッティ暫定監督、そしてセードルフ新監督と、短期間で指揮官が次々に代わったことの影響はやむを得ないとの見方を示した。その上で、「ポジションを見つけようとしたが実らず、シュートはうまくいかなかった」と続けている。
なお、マン・オブ・ザ・マッチはDFマッティア・デ・シリオの6.5点。また、MFカカー、GKクリスティアン・アッビアーティ、DFクリスティアン・サパタにも6.5点が与えられた。
多くの選手が及第点となる中、本田のほかにFWロビーニョ、途中出場のビルサやDFマティアス・シルベストレに5.5がつけられている。