「数字的に可能性はあるが…」【写真:goal.com】
チェルシーは19日のプレミアリーグ第22節でマンチェスター・ユナイテッドをホームに迎え、3ー1で勝利した。ジョゼ・モウリーニョ監督は、ユナイテッドがタイトルレースから脱落したと考えている。
不振を続けるユナイテッドをホームに迎えたチェルシーは、FWサミュエル・エトーのハットトリックで快勝した。チェルシーは首位アーセナルとの勝ち点2差を維持しているが、ユナイテッドはトップに同14差となっている。
モウリーニョ監督は試合後、イギリス『スカイ・スポーツ』で次のように話した。
「ユナイテッドはユナイテッドだ。数字的には可能性がある。しかし、難しいものだ」
「アーセナルと14差、(マンチェスター・)シティと13差、我々と12差。3チームすべてが多くの勝ち点を落とすとは考えにくい。だから、彼らはトップ4の座を目指して戦うことになると思う。難しいことだが、伝統と誇りを持って彼らは戦うだろう」
ユナイテッドを下したことで、モウリーニョ監督はプレミアリーグ100勝を達成した。142試合目での100勝到達は、史上最速だという。
「それよりも勝ち点3が大事だ。もちろん、素晴らしいことだけれどね。私のキャリアでまた素晴らしいものができたが、最も大事なことは試合に勝って、勝ち点3を得たことだ」
エトーの先発起用については、クラブの公式サイトで以下のようなコメントが紹介されている。
「フェルナンド(・トーレス)はスペースがあると危険な存在だ。彼はサミュエルよりもパワフルだね。ただ、ユナイテッドが裏のスペースを空けるようなことはないと思った。コンパクトにプレーしてくると考えたんだ」