オナジ退場もエルナンデス弾で勝ち点3をもぎ取る【写真:goal.com】
19日に行われたセリエA第20節、ウディネーゼ対ラツィオの一戦は、3-2でアウェーのラツィオが勝利を収めた。
8分にディ・ナターレのPKで先制を許したラツィオは、後半立ち上がりにオナジが5分間で2度の警告を受け退場。数的不利に陥ると、63分にカンドレーヴァのゴールで同点としたものの、68分にバドゥの見事なボレーシュートで再びビハインドを背負う。
だが、82分にルリッチのクロスからオウンゴールで同点とすると、終了間際の90分、エルナネスがペナルティーアークから左足シュートを決め、ついに逆転。10人ながらも試合をひっくり返した。
ラツィオはレヤ監督が就任してからリーグ戦3試合で2勝1分け。指揮官は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。
「試合前、選手たちには、アウェーで長いこと勝っていないから、この悪い流れを止めるのに今日は適した試合だと言っていたんだ。だが、ウディネーゼが先制したときにはダメかと思った。でも選手たちは大変な努力をしてくれたよ。そしてエルナネスが素晴らしいゴールを決めてくれた」
「私はエルナネスのことを知っている。彼は素晴らしい選手だ。試合前に私が選手たちに話をしたとき、彼は立ち上がって拳を握り、チームメートたちを鼓舞したんだ。チームにとって重要な存在になりたいと思っているんだよ。こういう選手はラツィオに必要だ」
ラツィオは次節でユヴェントスと、コッパ・イタリア準々決勝でナポリと対戦する。
「とても大変な試合だ。私はもっと解決策が欲しい。会長とは話をした。複数のポジションで何かをする必要がある。クラブとはやるべきことについて同意しているよ」