ジョルジーニョ加入には満足【写真:goal.com】
ナポリは19日、セリエA第19節でボローニャと対戦する。ラファエル・ベニテス監督は前日会見で、首位を走るユヴェントスには大きなアドバンテージがあると語った。
セリエA前半戦を終え、首位ユーヴェに勝ち点10差をつけられているナポリ。ユーヴェのアントニオ・コンテ監督は17日、スクデット獲得はまだ決まっておらず、ライバルチームの補強を心配していると話したが、ベニテス監督はボローニャ戦を前に次のように述べている。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
「イタリアでは先手を打っておくものなんだと学んだ。彼らはそういうことを言う。そしてメディアが記事にできる。だが彼らは、自分たちにハイレベルなチームがあると知っているはずだ。彼ら次第だよ。我々にとってはすべての試合がどんどん難しい。ユーヴェには大きなアドバンテージがあるからだ。彼らは間違うことができる。だが、我々にそれはできない」
ボローニャは今年に入り、ステファノ・ピオリ前監督を解任し、ダヴィデ・バッラルディーニ監督を招へいしている。ベニテス監督は指揮官が代わったボローニャを警戒しているようだ。
「ボローニャは監督を代えた。こういう場合、選手たちは100%ではなく、110%を出すものだ。我々はとても攻撃的なメンタリティーを持っており、それはポジティブなことだ。バランスを見つけなければいけない。我々は注意し、集中しなければいけないんだ。勝つことだけを考えなければ」
ナポリはこの日、エラス・ヴェローナからMFジョルジーニョを獲得した。ベニテス監督は同選手について、このようにコメントしている。
「ジョルジーニョは今と未来にとって良い補強だ。クオリティーのある選手で、チームを良くする助けとなってくれるだろう。チーム内の競争も増す」