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バレンシア、クラブ売却は次のプロセスへ

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バンキア、受け取った3つのオファーを説明
バンキア、受け取った3つのオファーを説明【写真:goal.com】

バレンシア売却を進めるスペインの銀行バンキアが17日、バレンシア、同クラブの財団、バレンシア自治州政府と話し合いの場を持った。

バレンシア財団がクラブの70%の株式を手にするための増資分として、同財団に8400万ユーロを融資したバンキア。クラブの買収先を募集していた同銀行は、バレンシアが勧める投資家ピーター・リム氏のほか、アジア、カタールの投資ファンドからオファーを受け取ったとされる。

1月15日に募集を締め切ったバンキアは、18日にマドリッドでバレンシアのアマデオ・サルボ会長、財団のアウレリオ・マルティネスス会長、自治州政府の財務担当フアン・カルロス・モラゲス氏と話し合った。ただ同銀行は機密性を保持するために、届いたオファーの内容を説明せず。3者にそれぞれの状況をうかがったほか、買収先を決定するプロセスを伝えるにとどまったようだ。

バンキアはその話し合いで、バレンシア、財団、自治州政府と手を取り合って進み、みんなが満足する結末にこぎ着ける意思を示したという。また、バンキアのバレンシアへの融資を保証した自治州政府の広報ホセ・シスカル氏は、「バンキアはバレンシアの気持ちを汲むはずだ」と話している。

なおサルボ会長は24日に、本拠地メスタージャにクラブの株主、ソシオを集め、現状を説明する予定だ。

Goal.com

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